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様々なものに描けるアルコールインクアート。
今回はプラスチックに見てみましょう。制作する際の注意点などもありますのでハンドメイド等でお考えの方はぜひ読んでみて下さい。
プラスチック容器や入れ物等はダイソーやセリアなどの100均でも豊富に販売しています。
やはり手軽に試せるため嬉しいですよね(^_-)-☆
やり方
やり方はとっても簡単です!(^^)!
直描きです!!
陶器と同様直接インクをのせてアルコールを垂らし、乾かしていきます。
もちろん間違えたらアルコールで拭きとればもとに戻りますので何回でもリピート可能(*’▽’)
(ただしインクによっては、消えにくい色もあります)
★ 描く際の注意点 ★
プラスチックは熱に弱いためあまり高温のヒートガンをあてると変形してしまいます。
ですので、ヒートガンやエンボスヒーターで行う場合は距離を離して乾かすようにしてください。


こちらは100均でもよく販売されているプラスチック製のスマホケースに描いたものです。
こんな風にオリジナルハンドメイドのスマホケースも楽しいですよね。

こちらも100均やホームセンター等で販売しているフェイクグリーンの鉢部分にアートをしました。
こうするとインテリアとしてもきれいですよね。
仕上げ~コーティング~
出来上がった作品はやはりできるだけ長持ちさせたいですよね。
他のページでも記載していますがアルコールインクは日光に弱い という性質があります。
日光に長時間当たると色が退色していってしまいます。
それを防ぐのがコーティングスプレーです。コーティングスプレーの詳しい事柄に関しては下記よりご覧ください。
ーーーーー(番外編)★透明プラスチックに描き、コーティングーーーーー
ちょっとここで番外編になりますが、透明プラスチックに描きコーティングをしたものをご紹介したいと思います。もちろんプラスチックなので透明なものにも描けます。
ただ透明はアルコールインクアートをする際も余計なラインなどが見えてしまい正直白いものの方がきれいに見えるかな、という印象です。
さらにコーティングスプレーをすると透明感が変わってしまいます。
それがこちらです。

この通りなにやら白くなってしまいます😢
このまま乾かしてもこの白が残ります。
たぶんコーティングスプレーに含まれる成分だと思いますが、今までユポ紙や白いものに行っていたためわからなかったのですが、実はこんな風に白いんですね。
これは、正直ちょっと汚く見えてしまいます。
スマホケースなどはどうしても手に持ったりするためコーティングを行わないといけませんのでこれは不向きかもしれません。
約2年後 (退色具合)
ここでアルコールインクアートの経年劣化についてあげたいと思います。
プラスチックに描き、そのままコーティングスプレーなしで北側の直射日光は当たらないですがやや明るめの場所に置いておき約2年経ったものです。






全てやはり色褪せがあります。
特に青に関しては赤系よりも退色が早いような印象です。
そして退色と同時に色も少し変化しています。
これらがもし販売する、となった場合留意しておかなければならない点だと思います。
そういった詳しいインクごとの退色についてなどもアルコールインクアートアーティスト養成講座内ではお話ししています。
退色を考えたものづくりをする、いかにお客様に長く楽しんでいただくかもきちんと考えて販売などはしたいですね。