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アルコーインクアートで使用するアルコールは、2種類あります。

無水エタノールIPAです。

無水エタノールとIPAの違いは以前の記事でもふれましたが、色の彩度の違いやラインの出方の違い

があります。中でもやはり一番の違いは、ズバリ「きれいなライン」が出やすい!です。

ただ、使用する上で注意事項がありますので、今回はそちらを見ていきたいと思います。


IPA  ~「工業用IPA」と「消毒用IPA」~

先ず、ネット等で「IPA」と検索すると・・

コロナウイルスが流行っているこのご時世です。

最初に出てくるのは、「消毒用IPA」と書かれた黄色いラインのものではないでしょうか。

大きな病院等で見たことがある、という方も多いと思います。

IPAは、主に医療用で使用する(一般的な消毒液)「消毒用IPA」

工業用で使用する「工業用IPA」とがあります。

工業用IPAは、ラインが紫のものが一般的です。

ホームセンター等でも販売していますが、やはりネット購入が一番はやいです。

工業用IPA

(紫のラインが一般的です)

こちら一般的には、
・メガネレンズのクリーナー
・コンタクトレンズの洗浄液
・自動車の燃料タンクの水抜き剤
・塗料やインクの原料やそれを薄める希釈材として

などに使用します。


「工業用IPA」と「消毒用IPA」の違い~

「工業用IPA」

工業用IPAは洗浄や塗料の希釈などに使用され、有機溶剤中毒予防規則の第2種有機溶剤に該当する溶剤ですので、IPAを使う業務に従事する方は有機溶剤使用者専用の健康診断などが必要になります。もちろん使用時は保護具を付け、換気設備を整えた上で使用が必要。

「消毒用IPA」

日本薬局方に沿った確認試験を行い、医薬品として製造されているものです。逆に、そのような試験を通過していないものは、医薬品として「消毒」や「殺菌」ができると謳うことができません。
厚生労働省の、感染症法に基づく消毒・滅菌の手引きでは、IPAに水を加え70vol%にしたものを消毒剤として使用するよう記載があります。


アルコールインクアートに関して言うと、アルコール度数が高いほどラインがきれいに出ます。

消毒用IPAは度数が70%程度のものが多く、工業用IPAは90%以上が多いです。

ですので、工業用のほうがきれいなラインができ、より鮮やかな色になります。


工業用IPAの危険性

【有毒性】

IPAは皮膚への刺激性や目に対する重度の刺激性(皮膚にかかったり目に入ったりするとピリピリ・ヒリヒリするなど)があります。
液体が皮膚に触れたり目に入ったりした場合だけでなく、飲み込んでしまったり蒸気を吸入してしまったりすることによる急性毒性や慢性毒性として呼吸器や内臓に病理学的な影響を及ぼす恐れがあります。

【引火性】

IPAの引火点は12℃と非常に低く、常温でも静電気などによって引火する可能性があります。
燃えると刺激性や毒性のあるガスが発生します。

IPAを貯蔵・取扱う際には、
・静電気を帯びるようなものを近くに置かない
・容器等へ入れる場合は必ず接地を行う
・周囲では溶接や研磨など火花の出る作業を行わない、


そのため以下の点に十分気を付けて使用しましょう。

工業用IPA使用上の注意

■ 十分な換気をする

■ 火気厳禁(火元になるものを近くに置かない。静電気にも注意)

■ 防毒マスクや手袋をする

■ お子様が行う際は使用を避ける

IPAは、アルコーインクアートにおいてとても鮮やかな色、きれいなラインが出しやすいという特徴があります。
しかし危険性も伴うため、使用する際は十分注意しながら制作をしましょう。



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 (出典:RAKUTEN)


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